7/07/2010

夏本番!

ウンターデンリンデン(Unter den Linden)その名も「リンデンの木の下」でという名の目抜き通りを歩くとリンデン(セイヨウシナノキ、学名Tilia アメリカではBasswood)のほんのり甘いマスカットのような香りが漂ってきます。薄黄色の小さい小花を一杯ぶら下げてなかなか綺麗。花は乾燥させてお茶に、精油も取れます。蜂蜜もリッチでおいしいらしいです。リンデンは町中そこら中にあり、かなりの大木なのでお茶も精油もバカスカ取れそう。庭に一本欲しいわ。一本といわずもう一本!ハンモック吊って昼寝したいです。

7月4日のアメリカの独立記念日(Independence day)は友人家族と庭でBBQが定番の過ごし方。これから夏本番だーっ、て気分を盛り上げる訳です。ドイツにBBQの風習なんか無かったのに、BBQ市場ここ5年ぐらいで急成長。この時期、各種グッズが店先に並べられています。

ティアガーデン(Tiergarten)のあちこちで狼煙(のろし)のように上がる煙、ここは一体。。バーベキュー無法地帯でしょうか!?あちこちで輪になって楽しんでるのは炭火で焼いた肉と野菜が一番おいしいと知っているトルコ人一家。カメラ構えたら、トルコ親父、ポーズでも取ってくれるのか思いきや、「撮っちゃいかーん。」 ひょっとしてあーたたち、違法BBQ?? 皆で焼けば怖くない。


こちらの乳製品の種類の豊富さと質の高さ。すばらしい!
シュマント(Schmand)、モルケ(Molke)、クワルク(Quark)、ディックミルヒ(Dickmilch)、ケフィア(Kefier)、ブッターミルヒ(ButterMilch)などなど。それに×2とか×3で脂肪含有量を調整したのやらフルーツを加えたのやら、あまりの多さにクラクラします。
片っ端から試してみることにしました。一口食べて、感想をラベルの裏に書きます。そうしないと何がなんだか覚えてられません。


アメリカでバターを冷蔵庫から出してすぐトーストに塗ろうとすると一苦労ですけど、こちらでは事情が違います。私はバターの脂肪含有率を手で調べます。冷蔵庫のバターをムンギュと押してみるんです。ムニュっという手ごたえがあれば合格。(意味不明ですか?)
バターは80パーセント以上が脂肪なので本来そうなるのが当たり前ですが、アメリカのバターは硬くて不気味に黄色かったり、脱色してるのかと思うほど白かったりします。まったくもっておいしくない!
ドイツのミルクはちゃんとミルク色してるし、バターもバターの味がします。バター好きの私としては毎回トーストから染み出し、滴るバターを味わいながら幸せのひと時。

そして、午後のお菓子とお茶はこういう所でゆっくりと。

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