8/05/2010

ゴミは発酵させてから捨てるもの

ドイツはエコの先進国、かなり昔、空港のロビーで3つに仕切られたゴミ箱を見た時さっすがぁーと思いました。現在私はベルリン在住。2010年5月にNYを発つ前、ベルリンのゴミの選別方法をさっそくチェックしました。いざ生活を始めるとなるとこういう事が一番大事。着いたその日からゴミは発生します。2008年に京都に住んだ時も緊張しました。日本のゴミ選別は驚異的と聞いていたので、従姉妹に「このゴミはどうやって捨てたらええのん?」て毎日電話して嫌がられてましたね。

ベルリンのゴミ選別。アパートのゴミ捨て場にそれぞれのゴミ箱が置かれています。ゴミ箱じゃないです、巨大ゴミコンテナですね。チビや腕力のない人を寄せ付けない強靭なコンテナです。(背が高い!蓋が重い!)


生ゴミ回収が始まったのは1996年だそうです。生ゴミはビオトンネ(Bio Tonne)という茶色いゴミ箱へ捨てます。集められ堆肥の材料として再利用されるそうです。それ賛成!でも堪えられないことがあるんです!
1週間に1回(多分)ゴミ回収の人がキャスターのついたゴミ箱を押して外に駐車してある車まで運ぶんですけど、ゴミ箱は一度も洗浄された事がありません(絶対かける2)、なので、捨てる側は必死の覚悟で蓋を開けることになるのです。まず、息を止めます、開けたら小蠅が暗闇の憩いのひと時を邪魔されたのに怒って逆襲してくるを除けながら瞬時に事を済ませなければなりません。幸いゴミ箱の蓋が目線にあるので中が見えない。見えたらおっそろしーです。

緑色の瓶、透明な瓶、茶色の瓶とガラス瓶選別も色々あります。これらの瓶専用ゴミ箱は丸い穴が上に開いていてそこからほりこむんですけど、高さがあるのでもちろんガッシャーンと割れます。意図的に割れるようにしてあるのかなぁ。(嵩を減らす、工場でクラッシュするひと手間を省く??)

アパートの中庭に響き渡るガラス瓶の炸裂音、これ私にとって一種のベルリンの風物詩です。
「今日もまた、誰かがゴミを捨てている。。」

小蠅は英語でフルーツフライと言いますが、ここベルリンのはNYのと違ってすばしっこい。部屋の中にも入ってくる。たたき殺そうと追いかけながら両手でパチッ、パチッ、パチッとやりますが、ハズレてばっかし。ベルリンのアパートで盆踊りなんかやってる場合じゃありません。
あーそれにしてもどのゴミ箱も不潔きわまりない、ゴミ捨てには覚悟が要る。なんとかならんのか?


この方達には関係ありませんね、訴えても無駄でしょう。ゴミ回収は口をきくのも憚られるような人種の方々のお仕事のようです。


日本は路上にゴミ箱がなくなって久しいようですが、こちらではこんな感じのが歩道に突っ立っています。これらもまた高い位置にあるので背の低い人は苦労しますね。ちょっと分かりにくいですが、タバコの灰皿付です。(左端)大量の吸殻が地面に落ちている街、利用度超低し意味なかったみたいですね。

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